Tooth Fairy Fuji (野に遊ぶ)

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今年から来年へ

昨日の大掃除で今年の仕事はほぼ終了した。ほぼというのは玄関の正月飾りがまだだからだが、(^・^) 今からお飾りを買いに行く。

さて、今年の診療を終わって、感じるのは患者さんとのコニュニケーションが年々むずかしくなってきていることだ。学校ではモンスターペアレント、病院ではモンスターペイシェント等といわれているが、歯科でも少しずつ増えているように思う。

先日、「暴走老人」というタイトルの本を購入した。以前は、切れる、のは若者であったが、最近はいい年をした熟年が、問題を起こすことが観察されるという。特に待つことが出来ないらしい。

当院では、普段は患者さんをお待たせすることなく、予約の時間通りの診療を行っているが、歯科診療には予測不能の部分もあり、多少の時間のずれが生ずることもある。

そのような時、殆んど方には理解していただけるのだが、そうでない場合もあり受付の職員には大変なストレスとなるようだ。

トラブルが起こらないように、また起こったときは適切に対応できるように様々な準備をしておくほうがよい。今後、歯科医院では治療技術だけではなく、そのような対人間のマネージメントがより重要となっていくだろう。

なかなか大変ではある。
by katodental | 2007-12-30 15:18 | その他 | Comments(0)

不思議なクラスプ

先日来院された患者さんの義歯です。

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何か変ですね。左下のクラスプが不思議な形をしています。

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鉤歯が歯周病で脱落して、クラスプが頬に当るので自分で曲げたそうです。それにしても目が廻りそうな、そして女性の患者さんらしく、いくらか可愛い形をしています。(>_<)
by katodental | 2007-12-23 17:35 | 歯科 | Comments(0)

総義歯の難症例

上下の総義歯の希望で来院された80歳代の女性の患者さん。上の義歯も下の義歯も不適合で食事はもちろん話すことにも不自由されているとのことです。

ご本人は1~2年前に作ってもらったと話されるのですが、拝見すると、人工歯の磨耗状態やレジンの変化からどうみても5年から10年はたっているような感じです。

まあそれはどちらでもいいのですが、磨耗してそうなったのかあるいは始めからなのか、咬合高径が異常に低いのです。前歯部が突出していて、これではまともに咬めないだろうと、同情してしまいました。

初診時に口腔内写真と義歯の写真を撮りました。スタディモデルの印象をして次回からの治療に備えます。

下顎は顎堤が吸収していて難症例になりそうです。しかし何かが雰囲気的に私のやる気をかきたてています。患者さんとの相性かもしれません。(^・^)

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さて、印象採得が終わり、今度は咬合採得です。案の定以前の義歯に比べて、両側とも10mm以上高くしなければならないことが分かりました。そうすると、咬合床のその状態ですでに上顎が吸着します。

そうなんですね、総義歯で一番大事なのは咬合なのです。上下、前後左右の咬合位がきちんと決まれば総義歯の成功は殆んど約束されたも同然なのです。あとは人工歯をどの位置に配列すれば自然なのか、患者さんの口腔に調和するのか、今までの経験を生かして製作を進めます。

と、今はここまでですが、近いうちに続きを報告できると思います。
by katodental | 2007-12-20 19:25 | 歯科 | Comments(2)

サッカーとマウスピース

サッカーで前歯を破折した患者さんが見えました。右上中切歯の歯冠上部2/3程が水平に破折して、完全に露髄しています。歯髄保存は無理な状態なので、抜髄しました。

相手選手とぶつかって頭を強打した時に、下顎前歯が上顎前歯を突き上げるように当たったのが原因のようです。歯根は脱臼していませんでした。マウスピースを装着していれば歯牙外傷は防げたケースだと思われます。

聞いてみると、チームでマウスピースをしている選手はいないとのことでした。ラグビーなどでは公式試合でのマウスピースの使用は義務づけられているのですが、サッカーの場合はそうではないのですね。

今後、この種の事故がおきないように、またヘディングによる脳の障害を防ぐためにもマウスピースの使用を勧めました。競技スキルの向上のためにもマウスピースが有効とのことです。
by katodental | 2007-12-03 13:32 | 歯科 | Comments(0)